自分は漫画と出会う事がなかったら、今どうなっているだろう。
漫画に支えられてここまで生きてこれたような気がする。
ずっと描いてこれたのは、ひとつは絵の天才的に上手な知人に
負けたくないという思いも正直あった。しかし創作はいろいろな人生を描けるのが醍醐味だ。
自分は、人間100人いれば、100の人生があると思う。
たったひとつの枠にはまって生きるのは、つまらない。
漫画いいですねー。言葉の力もすごいと思うけど、絵のちからと合わさると、やっぱり強い。最近、物語への関心が少し薄れてきてるけど、山本さほ先生の「いつもぼくをみてる」読んで、改めて漫画っていいなと思いました。
漫画に限らず、表現することが習慣になってると、失敗も含めあらゆること経験がネタだと思えそうで、そう思えるようになったらしめたものですよね。
keitokuさん。ありがとうございます
日常って、毎日同じ事の繰り返しのようですが、一日一日違うと
著名人が言っているのを聞いた事があります。ふと予想外の出来事が起こったり。
自分は、自然に人間観察をしてますね。
雨が降っているシーンはいろいろな場面を
表現出来ると学んだ。
失恋し泣きながら、雨の中をとぼとぼ歩く。
ずぶ濡れになりながら、ずっと人を待っている。
鬼気迫る決闘シーン。
絶望し雨の中で、うつ向いている。
自然現象は人と密接に関係しているのかな?
時々、なんて小さい原稿用紙に、チマチマ描いてるんだろうと
自分の世界は、なんて狭いんだと、自己嫌悪に陥るときがある。
でも、また描く。そこに登場人物やストーリーを描くと、小さいと
思っていた世界が無限に広がっていくようだ。
創作で煮詰まった時、フラりと外に出る。行き交う人々を眺め、公園を散歩する。
何も考えずただ、歩く。帰ると不思議と筆が進む。
親友だと思っていた人間に、刺されて死んだ不良少年。
ふとした事から霊媒師見習いの主人公と出会う。
霊媒師見習いの主人公は、「悔しくないのかよ!」と怒りに震えるが
不良少年は、微笑して「もう、俺成仏してーや。生きてるとつらい事が
多いからな」と霊媒師に頼む。という漫画を描きました。
友人だと思っていた人間に、裏切られた自分の、その時の体験がそのまま
登場人物に投影されていました。
あまり、作品に私情を持ち込んではいけないかもしれませんが、この物語を読んでくれた人が
何か、自分の気持ちを察してくれたら、という心の現れだったのかなと思います。
画材屋さんと本屋さんは、自分にとって楽園だ。
あの独特の空気と匂いがいい。
画材屋さんと本屋さん楽園なの分かります!
癒しのオーラが出てるパワースポットですよね。
漫画はアナログで描かれているんですか?
yoneさん、返信ありがとうございます
アナログで描いています。墨汁とGペンで。
人物の影とかはスクリーントーンを使っています。
Gペンのカリカリした感触と、スクリーントーンを
どの場所に貼るか考えるのが、大好きです。
yoneさんは、どんな画材を使って描いていますか?
描いた絵を後からみると、何か違和感を感じる時があり
そういう時は、デッサンがおかしい、描線が雑だ、というのが
解ります。画力が欲しい。
気がついたら、一番近くに理解者がいた。
恐がって拒否していたのは、自分だった。
ドラマ、スポーツ、祭り、ライヴ。
いろいろな場面を見ていると創作意欲がわく。
なんだかんだいっても、人が大騒ぎしているのが
微笑ましいというか、他人に親近感がわく。
作品を創る時、いろいろな人の人生を、俯瞰して描いている。
ある意味傲慢かもしれないですが。
UKさんはアナログ派なのですね!
つけペン使いこなせないので尊敬です!トーンは楽しいですよね
実は前に漫画家志望だったことがあり、ちょっとかじってるのです。
私は専らデジタルです。ラフはシャーペンとか鉛筆で描きますが。
あとはペイントソフト様様です。
時々、(いつも?)創作は絵空事なのだろうか?と
自分に問いかけてみる。作り話で人生観が変わるわけないだろ、という
声も聞こえる。確かに自分自身そう思って、漫画を描くのが
無駄な事の様に思えてしまう時もあるが、現実、自分は創作をしているから
死なずにすんだ。
小説や漫画は確実に自分が生きているのを肯定してくれる。
創作が自分を生かしてくれている感じわかります。
否定の声と戦うのも大変なんですよね。
でもこれでいいんだ、って突き進んだ先に完成があって、それが味わいたいからまた創る
、みたいな。
yoneさん。作品が完成した時の充実感は良いですよね!
自分が作品を描いているときは、あえて他の人の意見に
左右されず、自分の描きたいことを描く。それが
一番だと思います。
でも、自分は迷ってばかりです(笑)
著名人が言っていましたが、物語のキャラクターには試練を
与えろと。どんどん苦難な目に遭わせ、成長させると。
最近、自分のキャラクターを愛するあまり、物語の重要なシーンでも
死なせなかったり、死んでも生き返らせたり。という我が子可愛さの漫画を描く人が
多いと思います。自分は、どん底に落ちても這い上がってくるキャラを
描くのを理想としています。情け容赦なく苦境に放り込んでいます(笑)
人の死を描くのは、ある意味勇気がいる。架空の人物でも
その人生を終わらせる事だから。
生きているのは苦しいが、生きていることは素晴らしい。