映画鑑賞が趣味なので、観た映画や、おすすめ作品などを色々と、画像で貼ったり感想を綴っていきたいなと思っております。
もちろんみなさんにも、好きな映画や語りたい事があればご自由に使って頂ければ嬉しいです。
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最初の作品は、最近Netflix配信となった映画。
バクマンの進化系作品。優秀なお仕事映画です。
それぞれのキャラクターに存在感もあり、
如何に業界の自転車操業っぷりが厳しい世界なのかを、
丁寧に、辛くなりすぎない程度に描き出した作品。
佳作に入る邦画だと思います。
自分には感知していない子供が500人以上いたら?
その子供達に、裁判を起こされたら?
という、まさかと思いつつ、
でもあり得そうな奇想天外な傑作映画。
ちょっと収まりの良い映画にする為に
優しい展開にしてるんだなと思います。
真実を描いたら、とてもじゃないけど
こういう事が複雑過ぎて描き切れないのも解るから
映画と現実の落とし所としては丁度良いと思います。
主人公の子供達の人生を、色々垣間見るのが楽しかった。
そこは主人公の気持ちと同調しました。
この作品は問題提起としての考えさせる部分と
エンタメとして楽しませる本格映画として、
とてもバランスが良い優秀な作品です。
最近観た映画の青春もの。
時をかける少女のオマージュに唸る作品でした。
学生自主映画の本気度と、時代劇への熱量。
製作陣は絶対に、
こんな若い時を過ごしていたのだろうと
考えられます。
そこに、自分たちが送りたかったであろう
理想の青春を味付けして、
飽きさせない作風に仕上げています。
久しぶりに、こんな傑作に出会いました。
一見の価値はある、すごく爽やかな映画です。
これが実際に起きた事件だなんて信じられません。
そう思って観ると、ただの娯楽映画としてだけではなく、テロへの戒めや、故人を悼む追悼映画でもあります。
すごく学びの多い傑作でした。
特にホテルマンのプロ意識に敬意を表したいです。
海外からきた洋画には
めちゃくちゃな邦題が付けられる事も多くて
残念ですが、この作品は違います。
本作を通しで観た時に
なんて深くて良い邦題だと実感しました。
この相反する矛盾した題名が
まさにこの映画そのものを表しているからです。
人生は最後まで何があるか分からない。
いくら自分が老成していると思っていても
まだまだ知らなかった事は沢山残っている。
人生とはなんぞやという永遠の謎を
この映画は模索してるのだと感じます。
終着点がこういう人生ならば
確かに幸せなひとりとなり得るでしょう。
決して、一人であっても独りではありません。
そういう物悲しさと幸福が同居している素晴らしい作品。
意思を持つロボットのお話。ロボットとの共存という
優しい世界を描き出した作品で
どんどん人間に近づいていくというヒューマンドラマ。
近未来が舞台ではありますが
無理してSF風に仕上げているというよりは
現代社会の中にロボットが存在するといった感じ。
ロビン・ウィリアムズ主演の名作なので
知ってる方も多い映画です。
子供の頃鑑賞して繰り返し観る程には好きな映画。
もはや現代が、この映画と近づきつつあるので
荒唐無稽な話ではないかもなと思います。
誰もが手放しで褒める程、圧巻のひとり芝居です。
ノオミ・ラパスの演技力とアクションが振り切っていて
この方の独壇場のようなアクションスリラー。
近未来SFとしても惹きつけるものがあり
刺激を求めたい娯楽映画として
かなり楽しめる部類なのは間違いない。
起承転結まで土台がしっかりしているので
最初から最後まで楽しめる話の流れに
なってると思います。
自分はこの作品で彼女が好きになりました。
森田剛ってこんなにくたびれた人だっけ?
という役者魂に息を呑む作品。
前科者という
社会的に存在が許されていない人間たちが
必死にもがく姿を描いた映画です。
どこまで行っても付いて回る暗闇と
にぶい光を追いかける闘いをする人間達。
それに寄り添う有村さんが尊い。
不条理に嘆く作品なので
様々な考えが浮かんでは消える良い作品。
重めの題材なので、気分によっては避けた方が無難です。
重要な場面である、二人芝居は特に印象に残りました。
これはすごい。
感動?
サスペンス?
タイムトラベル?
ヒューマンドラマ?
答えは全部です。
この作品はタイムパラドックスを扱った作品で
もしあの時、あの場所での
悔恨をやり直せるとしたら?
という夢物語となっています。
同時に物語のアップダウンが激しく
色々な展開が目白押しで飽きる事は全くありません。
様々な交差が重なり合っていく展開に
情緒と焦燥を生み
全ての要素を盛り込んでいながら綺麗な展開に唸る。
最後まで回収が見事です。
だからこそこの作品は見応えがあり
これぞ映画を観たなという気分にさせられました。
自信を持って、人生で観て損はない名作と勧められます。
本格時代劇だと思います。
最初ので出しで
女優さんたちの台詞が落語の様に聞こえ
一瞬耳が遠くなった気が。
それでも主演である大泉洋さんが
現代人と同じ感覚で存在してくれるので
分からなくなる事はないし、後から慣れます。
作中で印象的なのは
女性たちの不遇さと儚さ、男たちの意地。
そういった情緒に溢れた物語です。
それに加えて、美しい日本風景と
あの時代特有の粋というものを見せつけてくれます。
主人公と同じ視点で観れるので
江戸時代の人間模様を一緒に覗いた気分になりました。
大泉さん演ずる蘭方医の荒療治なシーンは必見です。
あれは引き込まれました。
深夜のラジオ放送局でのドタバタ劇。
業界の裏側というやつを、エンタメ的且つ
リアリティをもって描かれている傑作だと思います。
こういう七面倒臭い圧力との闘いなんだろうなぁ
という気持ちと、どれだけオーバーアクションで
笑わせてくれるんだろうという両天秤を
行ったり来たりします。
そのバランスがとても良いです。
感動もほっこりも入れ込んでいて、人間味があります。
三谷作品では良く出てくる
昔ながらの良い老人という役柄がとても好きです。
この作品も、然り。
何このサスペンス・・・
と、最後まで観ると呆然となる作品。
大どんでん返しが起きる物語になっており
じゃあ今までの話はどういう事だ?
と絶対混乱する衝撃作。
改めて何が解ったのかと言われると
何も解らないというすごいサスペンス。
全部が本当か、はたまた嘘なのか、結局何者なのか
何も答えが出ず、するっとすり抜けていく
この翻弄される面白さ。
そこに得体の知れない気持ち悪さや恐怖感が
混在していて、尚且つ大きな陰謀を感じるという
不思議な凄みがあります。
これぞクライムサスペンスの醍醐味を観た作品でした。
この箱庭世界での環境に、胸が締め付けられるようです。
何よりブリー・ラーソンの我が子を見る目が本物で
それが救い。
子供が初めて空を見た瞬間のあの表情は
今でも忘れられない傑作の芝居だと思っています。
結局何が一番言いたいかって
この作品はリアリティが過ぎる。
辛いのとギリギリ観られるを行ったり来たりしながらも
物語が傑作なので引き込まれてしまう。
この映画を集約するならば、それでも生きていく。
そう言っているように聞こえる。
ロード・オブ・ザ・リングあっての
物種だという事は分かってはいますが
自分は本編よりこの前日談の方が好きです。
そうは言っても、
やっぱり積み上げてきたものが多いから
面白いという側面があると思います。
前回からの引き継がれたゲストキャラも多いし、
この作品のお陰で色々なキャラクターの掘り下げも
だいぶ観る事が叶いました。
単体の作品と捉えた時に王道ファンタジーとして
誰でも楽しめる作りであり、映像も綺麗で派手なので
映えている作品だと思います。
北野武さんになりきっている
柳楽優弥さんを観た時にバケモンかと思いました。
よもやこんな、全くと言っていい程
似ても似つかない二人が同一人物に見える日が来ようとは。
役者魂というものを見せて頂きました。
それぐらい素晴らしかった。
素晴らしいのは柳楽さんに限らず
出演すれば必ず実績を出してくれる
大泉さんのタップダンスの頑張りや
他の出演者さんの芝居も安定していて
手堅い印象があります。
哀愁がありながらも、エンタメ的で
すごくバランスの取れた作品。
タップダンスの場面と
特殊メイクでの芝居は必見です。
これを観れば
どれだけ気合いを入れて制作された作品なのか
意気込みが聞こえてくるかのよう。
おそらく
令和のオトナ帝国程の大傑作を生み出そうとして
クレヨンしんちゃんとしてはかなり
練り込まれた物語である事は間違いない。
次の作品が時代劇舞台な事もあり
鑑賞した後はすごく対抗意識を感じました。
あちらが大人の青春ならば
こちらは子供の青春なのだという主張に溢れています。
あれ程の評価を上書きさせる事はなくとも
この作品も同列に語れるぐらいには面白い傑作です。
しばらくマカロニえんぴつさんのはしりがきという歌が
自分の流行り曲と化しました。
最近観て良かった作品。
学生時代の懐かしさを愛しむ懐古趣味映画です。
だからこそ、誰でも共感しやすい身近さがあります。
これは過去と未来を行ったり来たりする物語ですが、
同一人物の役者さん達が、
歳を取ってるようにしか見えなくて
素晴らしい変貌だなと驚いた。
何かに例えるなら
まさに洋画の青春映画を観ているかの様。
それをインドという舞台に移したみたいなお話。
確かに演出はインド風の濃い味付けだとは思いますが。
物語が、息子に語って聞かせるという体で
展開される構成も良かった。
一緒になって昔話を楽しめるという側面と、
主人公に肩入れして観るという両方の楽しみ方が出来て。
質の良い同窓会映画だなというのが最終的な見解。
これを観れば
ティム・バートンという人がどういう作品を作る監督
なのかがわかりやすいと思います。
それぐらい、ティム・バートン節で
ギュッと身が詰まっている映画という印象がある。
ちょっと不気味で、でもその不気味さが可愛くて、
蓋を開けてみればなんて事はない王道なお話で帰結する。
そんな傑作作品を数多に渡って輩出する監督の
いわば教科書映画だなと思えます。
印象としては良質なファンタジー映画といったところ。
大人も子供も一緒に楽しめるクオリティなのは
流石の監督です。
いつも思う事ですが、
なんでこんなに魅力的なキャラクターを
一から描けるのか不思議でならない。