当事者研究

ひとりひとり
ひとの数だけ
あなたの数だけ

ひとりひとり
あなたの踏む砂利
あなたの見る太陽

ひとりひとり
当事者研究

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【真っ暗闇は怖いなの当事者研究】

「じゃあ、3時くらいに待ち合わせね」
「うん」

その日、僕は3時ちょうどに友達の家についた。誰もいない。
僕は友達に電話した。友達は電話にでない。
友達のパートナーに電話するか迷い、電話しなかった。
どうしたらいいのか分からず、近くのコンビニで1時間ほど時間をつぶす。友達に連絡はつかない。僕は帰ることにした。すると、部屋に戻ってから携帯が鳴る。友達からだ。「今日一日手伝ってもらう予定だったのに何故帰ったのか」友達は落胆していた。友達は事情があり、4時くらいに帰っていた。僕とはすれちがいだ。「やっぱりそうか…」僕は友達が困るだろうことは分かっていた。けど、どこにも居られない不安に耐えられず、今すぐ部屋に帰りたくなったのだ。
それから、友達は今日一日の予定を細かく話してくれて、僕は少し安心した。けど少し悔しかった。

真っ暗闇に怒りを感じる。
真っ暗闇のなかで人をたよりに灯りが点々と続く。
道がわからなくなると部屋に帰りたくなる。
闇に溺れるような不安がせまる。

僕は悔しかった。説明をうけることが悔しかった。
みじめだった。普通ならわかるんだろうか。

【真っ暗闇は怖いなの当事者研究】
自己採点 65点
評価 人間関係のなかでどうすれば分からない時の不安がよく研究できたと思う。

当事者研究って、べてるの家でやってるやつかな?自分の病気や症状状態を病名にまかせるんじゃなく、自分の言葉で表現する。

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詩のようなものなんじゃないかって思った。当事者研究って。
障害の名前とかじゃなくて、あえて自分の言葉で表現することが当事者研究なんだと思う。

なるほど。障害とか病名とか似てる部分もあるけど、全然違う部分もあって人それぞれですからね。
自分の気が変になって統合失調症とされる体験をしたときは、他に同じような話しを聞かないし、表現できればなかなか面白そうとは思うけど、客観的にみたらよくわからない、つまらないものにもなっちゃいそう^^;

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